アイススケートリンクの作り方ご紹介!!新リンクで9月1日再オープン!

アイススケート場の設備更新(機器の入替)に伴いリンクの氷を張り直し、新しいアイススケートリンクができました! 

 そこで簡単ではありますが、アイススケートリンクがつくられる様子をご紹介させていただきます!

まずはリンク一面にチューブを張り巡らせます。

このチューブはツインチューブになっています。

チューブには、マイナス10℃以下のブライン(不凍液・分かりやすく言えばラジエター液)が流れていて液体を送り方向、返り方向と流しています。

そこに霧状にした水を撒き、チューブを覆うように氷の層をつくります。

この段階では、氷は透明なのでチューブがまる見えです。

 

 

 

 

 

次にアイススケートリンク用の白色水性塗料を氷面に吹き付けます。

小型エンジンで圧力をかけ専用ノズルで、霧状に噴射し、均一に塗料を吹き付けます。

チューブ管が隠れて、仕上がりをきれいにするための下準備ができました。

 

 

 

 

 

その後に再度、水を撒いて氷層づくりを行いますが、塗装した面に普通の散水ホースで水を撒くと、せっかくきれいに吹き付けた塗料が流れてしまいます。

そのため通常より細かい霧状で散水できるホースを使い、塗装面上を氷結させます。

さて、アイススケートリンクの競技用ラインとともにリンク面に描かれているモリコロパークマスコットのモリゾーとキッコロですが、実はメッシュシートで出来ています。

メッシュシートで出来たモリゾー・キッコロは、結氷作業開始日からリンクサイドに敷いてできるだけ冷やしてシワ等をのばしておきます。

 

 

 

 

 

 

 

シートを氷面に乗せ、その上にまた水の層をつくります。

シワ等でシートが浮き上がらない様に注意しながらローラーや噴霧器等を使用して氷をつくり、固定します。

 

 

 

 

そして、さらに氷の層をつくり完成です!

以上がアイススケートリンクができるまでのおおまかな説明です。

このような作業を職人さん達が一生懸命に行って、モリコロパークの美しいアイススケートリンクが完成しました。

いよいよ9月1日に再オープンです!!

モリコロパークのアイススケート場は、季節を問わず年中通してご利用いただけますので、是非お気軽にお越しください!皆様のご来園を心よりお待ちしております!

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